研修
令和5年度 認知行動療法の基礎研修及びうつ病に対する認知行動療法ワークショップ 第三回(終了しました)
2023-04-24
厚生労働省認知行動療法研修事業
講座番号
[CP23-1-3] 認知行動療法の基礎研修及びうつ病に対する認知行動療法ワークショップ(2日間)目的
うつ病の認知行動療法の普及とうつ病患者への治療の質の向上を図ることを目的として、主にうつ病患者の治療に携わる方を対象にスーパービジョンを中心とした研修を実施する。参加要件
最低2年以上の精神医療業務に従事した経験があり、主たる勤務先が医療機関に所属をされる医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、公認心理師等を対象とする◆初回ワークショップ、年度末のブラッシュアップワークショップの両方に参加し、当研修事業にて、うつ病成人患者に対して個人CBTを実施し、スーパービジョンを受けられる可能性があること
◆申込時に職場の上司の推薦を得ることができること
※受講決定通知後、推薦者の署名捺印のある推薦状を提出いただきます。なお、ご自身が所属長の場合には推薦状は不要です。
◆研修修了者のリスト(氏名、所属、職種)を厚生労働省へ報告し、各都道府県・指定都市・中核市・保健所設置市・特別区へ送付して、医療関係等で有効に活用することに対して同意書を提出していただきます。
※受講決定通知後、本人および所属機関長の同意書を提出していただきます。研修日までに同意書が提出できない場合は原則受講できません。
◆事前学習動画として2時間弱の動画を視聴していただきます。
研修の概要
本研修は以下の内容で構成する予定です。【1】うつ病の認知療法・認知行動療法ワークショップ(2日間)
【2】セッションの録音に基づくスーパービジョン(16セッション)
※スーパービジョンは、うつ病成人患者に対して個人CBTを実施できる方に限らせていただきます
(スーパービジョン受講者が医師以外の場合は主治医の同意書を提出していただきます)。
【3】ブラッシュアップのためのワークショップ(1日間)
研修内容
平成16年度厚生労働科学研究費補助金「精神療法の実施方法と効果に関する研究」および平成22年度から始まった厚生労働科学研究費補助金「精神療法の有効性の確立と普及に関する研究」で作成し有用性を検証した「認知療法・認知行動療法治療者用マニュアル」と研修マニュアルに準拠したプログラムに沿って、講義及びグループワーク等を行います。研修スケジュール
■1日目(12:00~17:00)(1)CBTの全体像と基礎的関わり(講義)
(2)コミュニケーションスキル、ソクラテス式問答(演習)
(3)症例の概念化(講義・演習)
(4)行動活性化(講義・演習)
■2日目(10:00~17:00)
(1)認知再構成法(講義・演習)
(2)問題解決技法(講義・演習)
(3)不安への対処(講義・演習)
(4)アサーション、終結・再発予防、スーパービジョンの進め方(講義)
(5)CBT の学び方、総合討論(講義・演習)
講師予定
久我 弘典 (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)大井 瞳 (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)
徳山 明広 (信貴山病院 ハートランドしぎさん)
長 徹二 (信貴山病院 ハートランドしぎさん)
奥村 貴子 (信貴山病院 ハートランドしぎさん)
樽谷 精一郎(大阪精神医学研究所 新阿武山病院)
大野 裕 (一般社団法人認知行動療法研修開発センター)
受講料
無料日時
令和5年8月26日(土)12:00-17:008月27日(日)10:00-17:00
定員
50名会場
新大阪ブリックビル(対面のみの予定ですが、COVID-19の感染状況により変更する可能性があります)申込期間
令和5年4月24日から6月9日(定員になり次第締め切ります)申込方法
申し込みを締め切りました
受講決定通知
申し込み締め切り後、受講の可否についてご連絡致します。その他
研修修了後、参加課程に応じて参加証・修了証をお渡しいたします。スーパービジョン
うつ病の認知療法・認知行動療法ワークショップ(2日間)の研修会時に詳細をご説明いたします。お問合せ
*問い合わせは電話ではなく、メールで以下の事務局宛にお願い致します。
国立精神・神経医療研究センター
厚生労働省 認知行動療法研修事業 事務局
E-mail:cbt.kenshu.jimu@gmail.com
※お問合せの際には「[CP23-1-3] ワークショップについて」と明記してださい。