伊藤正哉（研究開発部部長）・堀越勝（前センター長）が監訳し、12年前（2012年）に初版が出版された『うつと不安への認知行動療法の統一プロトコル』のワークブックとセラピストガイドですが、原版である『Unified Protocol for Transdiagnostic Treatment of Emotional Disorders』（Treatment That Worksシリーズ）の第2版の内容を反映させた上で、より読みやすく、分かりやすい形に大幅に改訂を行なった第2版が今春・今夏に出版されております。

今回は、初版の監訳者である伊藤・堀越に加えて、加藤典子（日本学術振興会特別研究員/CBTセンター外来研究員）・藤里紘子（関西大学/CBTセンター客員研究員）を新たに監訳者に迎えて、日本における臨床試験でこれらのワークブックやセラピストガイドを使用して治療を行った経験も踏まえた翻訳がなされております。

これらの書籍が、うつや不安といった感情症に悩まれている方々、そして、その支援にあたられている方々の一助となることを願っております。