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受賞報告 梅本育恵 が、第23回日韓若手精神科医による合同研修会にて「Min-Nishizono Award」を受賞しました
2023-11-06 お知らせ

受賞報告:

国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター (センター長:久我 弘典) 研修指導部 科研費リサーチフェロー 梅本育恵 が、第23回日韓若手精神科医による合同研修会※(9月21日(木)~22日(金)開催地:九州大学)にて、「Efficacy of Delivering Streamlined Cognitive Behavioral Therapy with Online Psychotherapy Tools for Depression: A Feasibility Study in Japan」のポスター発表を行いました。オンラインマテリアルを用いて限られた時間でも効率的に行える効率型認知行動療法(Streamlined Cognitive Behavioral Therapy; SCBT)の効果研究について報告し、「Min-Nishizono Award」を受賞しました。

※日韓若手精神科医の会(https://kjypa-conference-2023.jp)とは、福岡大学名誉教授の西園昌久先生と韓国蔚山大学名誉教授の閔秉根先生により、日本及び韓国の精神医学の発展のために2000 年に立ち上げられた会になります。今では、精神科医のみならず心理士も多く参加し、国籍や職種を超えた二国間の交流・連携を深めています。西園昌久先生、閔秉根先生は、残念ながら2022年にお亡くなりになられましたが、今回の大会で両先生方への敬意と感謝を表して「Min-Nishizono Award」が作られました。

受賞によせて:

本SCBT研究の実施にあたり、被験者として臨床試験に参加して一緒にうつ病治療に取り組んで下さった方々、いつもご助言いただいている研究協力機関、分担機関の諸先生方、CBTセンターSCBT研究チームの皆様、貴重な機会をくださった研究代表者の久我弘典先生に大変感謝しております。

精神療法の大家である二人の先生のお名前が入った光栄な賞をいただき、さらに初回受賞者ということを嬉しく思います。今後も必要な方に認知行動療法を届けられるように研究、研鑽に励んでいきたいと思います。

また、本研究は厚生労働科学研究費「認知行動療法の技法を用いた効率的な精神療法の施行と普及および体制構築に向けた研究(20GC1801)」の助成を受けて実施しております。

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