パートナーとの対話ヒント
夜泣きに困っている方へ
赤ちゃんの体内時計のリズムは2か月から4か月で出来てくると言われています。リズムができることで、夜の眠りが深くなり、夜泣きを減らせることもあります。以下のことに気を付けてみましょう。
- 昼間は部屋を明るく、音楽を流したり声掛けをして、静かすぎないような環境を作りましょう。夜は、寝る2時間前ぐらいから、静かに、暗くして過ごしてみましょう。抱っこや遊ぶのも昼間にしましょう。
- 動きやすい服を着せて、快適な室温にしましょう。
- 寝る前に、ぬるめのお風呂にゆっくりと入れてあげましょう。寝る前にたっぷりお乳(またはミルク)をあげましょう。
- 寝かせる時刻、起こす時刻をだいたい一定にしましょう。
- 夜に寝かせる場所をいつも同じにしましょう。また、寝る前の子守歌やお話をいつも同じものにしてみましょう。寝床や寝る前の習慣を睡眠と関連付けると、眠りやすくなります。
- 夜泣いても、安全を確認して問題なければ、まずは5分は様子をみましょう。刺激しないでおくと、また眠れることもあります。何回か続けていると、泣いても眠れるようになることもあります。夜泣きする時間が決まっていれば、その30分程前に起こして、おむつを替えて水分を与えてまた寝かせてみる、という方法もあります。
これらを試してみても、やっぱり夜泣きをする、眠れない、ことはあります。赤ちゃんは、それぞれです。そんなときは辛いですが、それはママ・パパのせいではないですので、それは御自身に言い聞かせてあげて下さい。
参考文献:足達淑子 山上敏子「赤ちゃん 夜しっかり眠って 第2版」