コミュニケーションには、いくつかの種類(段階)があります。女性は「感情の段階」のコミュニケーションを好むことが多く、男性は「考え方・信条の段階」「事実・数字の段階」のコミュニケーションを好むことが多いと言われています。女性はただ話を聞いて自分が感じている感情を理解してほしい、と思って話したのが、男性からすると何か答えを出してあげると良いと思って「こうした方が良いんじゃない」とアドバイスをしてしまうことが多いです。アドバイスは裏返すと「あなたの今のやり方は違うよ」というメッセージに聞こえてしまうこともあるので、女性は「わかってもらえてない」と感じる。こんなことがよくあります。
まずは、コミュニケーションの仕方が違うんだ、ということを頭において、パートナーから何か話があったら、「聞いてもらいたいだけなのか」「具体的な解決策を相談した方が良いのか」ということを考えながら聞くと、うまくいくことが多いです。解決策を相談する場合も、お互いに今やっていることや考えていることに対して労いの言葉をかけながら、一緒に解決策を考えると良いでしょう。