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社会や行政の動き

うつ病や不安症に悩むママは10人に1人

ママたちの10~15人に1人がうつ病や不安症に悩んでいます。正確な調査ではありませんが、周産期の女性の10~15%が、うつ病や不安症であることが指摘されています(Wenzel, 2014)。平成28年度に出生した赤ちゃんの人数は97万6,978人(厚生労省「人口動態統計」)です。この出生数から推定すると、年間で10万人以上のママたちがうつ病や不安症に罹患していると推定されます。この数値は年単位ですので、毎年10万前後のママたちがうつ病や不安症に悩み、治療やケアを必要とすることがわかります。診断基準を満たさないけれども、苦痛な気分の落ち込みや不安に悩むママたちを含めると、その総数はさらに増えます。

妊娠中や産後に気分の落ち込みや不安に悩むことは決して珍しいことではありません。周産期の女性がうつ病や不安症になりうることが異常でなく普通であることを当事者やその家族だけでなく、社会全体で理解していくことが大切です。

(文:横山知加)

ママたちを社会全体で支えている絵?

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