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社会や行政の動き

出産しない女性の周産期メンタルヘルス

女性であれば子どもを産むことが当たり前でしょうか。女性の生涯出生児数を示したグラフをみましょう。子ども数0人の割合、つまり生涯で出産しない女性の割合は、1960年から着実に増え続け、1990年では38.1%でした。女性が10人いれば、生涯で出産しない女性が4人です。今現在、出産しない女性は少数派ではありません。女性の社会進出が進んだことが、生涯出産しない女性が増えた要因のひとつとして考えられます。また、何らかの病気で妊娠出産できない女性や不妊治療をしても子どもを授からなかった女性など、個々の理由も考えられます。

女性の生涯出生児数を示したグラフ

女性は妊娠出産しないことで葛藤やストレスを抱えやすくなります。例えば、結婚や妊娠よりも仕事を優先したことへの後悔、子どものいない私は女性として欠陥があるのではないかと悩むなどです。ママになった女性だけなく、妊娠出産しない女性に対する周産期メンタルヘルスケアも必要です。

(文:横山知加)

妊婦さんとキャリアウーマンの絵

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