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パートナー・専門職のメンタルケア

自分のこころのクセに気付くと強くなれる

寝グセ、口グセなど、人それぞれ“クセ”があると思います。それは目に見えるものばかりでなく、こころにもあることをご存知でしょうか。ここで言う“こころ”とは感情や考えのことです。例えば、自分が職場でインシデントを起こした時どんなことを考えますか。“大事に至らなくてよかった。次は気をつけよう”とか“こんな間違いをするなんて、私はダメな人間だ”とか。前者のように考えると、安堵感のような感情を感じ、後者は悲しみや自分に対する怒りを抱くかもしれません。こんなふうに同じ状況や出来事でも、とらえ方(考えや感情)は人それぞれ、その人のクセがあるのです。他にも、患者さんに怒鳴られた時、先輩に注意された時、計画通りに仕事を終えられなかった時、どんなふうにとらえているでしょうか。何が正解、何が不正解ということではありません。ただ、自分のこころのクセを知ることは、その後の対処法を的確に見つけられることにもつながり、セルフケアをしやすくなると思います。さて、あなたのこころのクセはどうでしょうか。

(文:牧野みゆき)

お皿を割ってしまった人が「怪我をしなくてよかった」とホッとするか、あるいは「新しいお皿を買わなければならず出費がかさむ」と嘆いている絵。

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